Twitterで絵師さんを探してアイコン用オリジナルイラストを描いてもらった件 有償依頼のやり方・方法、取引の流れ覚え書き

Twitterやブログプロフィール用にオリジナルのイラストが欲しい

日々Twitterやブログを更新していく中で、他のブロガーさんや企業さんの方と絡ませて頂くこともちらほら出てきたこの頃。「ファーストインプレッションはこれで決まる」と言っても過言ではないネット上の顔とも言えるSNSアイコンが欲しくなってきました。権利的な問題がクリアーで、他人と被らないもの・・・。「ここは、お金はかかるけどプロに頼もう。」

というわけで有償でイラストを描いてくれる方を探すことにしました。

 

有償依頼を受け付けているイラストレーター(絵師)さんの探し方

「さて、絵を描いてくれる人を探そう」と数十分ググった結果、メジャーな方法として以下の4つが見つかりました。

  • 専門業者に依頼
  • クラウドワークス、ランサーズなどでフリーランスの方に依頼
  • ココナラ、スキマ、SkebなどのCtoCの個人間取引サイトで探す
  • Twitter、PixivなどSNSで探す

専門業者、クラウドソーシングサイトはなんだか気持ち堅苦しい。業者→個人という関係性ではなくこちらと同じ立場(同じようにネット上で活動している方)にお願いしたい。という想いがあったので消去法で個人間取引サイトかSNSで探すことに。

ココナラ、スキマ、Skebなどを覗いてみましたがここに出品されているイラストレーターさんはだいたいSNSをやっており、そちらの方が普段のイラストをたくさん見ることができるので今回はTwitterでイラストレーターさんを探して依頼することに決めました。

 

Twitterで有償依頼を受け付けているイラストレーターさんを探す

Twitterでは検索機能からイラストレーターさんを探しました。

ハッシュタグだと「#イラストオーダー」「#有償依頼」「#アイコン依頼」などが投稿数が多く、現時点で依頼OKな方を探せます。

ハッシュタグでない通常の検索ワードとしては「イラスト 依頼」「絵のお仕事募集」などが探しやすいです。

検索に引っ掛かったツイートに作例を載せているイラストレーターさんも多いので参考にしつつ、そこからより詳しく作例を見るためアカウントページの画像欄を見たり、プロフィール欄に載っているホームページやPixivなどの作品を覗いていきます。

 

いい感じのイラストを描かれている方が見つかったらコンタクトを試みる

「この人にお願いしたい!」というお気に入りのイラストレーターさんが見つかったら自分からコンタクトを取る必要があります。連絡方法はだいたい2パターンでDMあるいはメールか個人間取引サイト経由(ココナラやSkebなど)のどちらかの場合がほとんどです。

私が今回依頼したイラストレーターさんはどちらの連絡方法にも対応されていましたが今回は初めてということもあり、取引が形式的でお金のやり取りも安全性の高い個人間取引サイト(ココナラ)を経由してコンタクトを取ることにしました。

 

今回私が依頼したイラストレーターさんを紹介

深夜、Twitterで検索をかけまくり出会ったmahoro(マツ)@mahoro24_2さんです。

以下のようなツイートを見てお声掛けしました。

 

 

 

マツさんにお願いした理由は主にこんな感じです。

  • ポップなキャラクター調の動物が描ける
  • ポートフォリオ(作例)が充実しており、どんなタッチに対応できるのか一目でわかる
  • わかりやすい予算感を公開しており、依頼に応じた金額設定がハッキリしている
  • 企業、個人の依頼実績が多数あり、上記のTwitterへの投稿のように納品物がどんなものなのか確認できる
  • NDA(機密保持契約)にも対応可で有償依頼では二次創作はお断りしているなどコンプライアンスがしっかりしていそう

まず、1点目、2点目ですがTwitterで検索した限り、二次元のカッコいいキャラ、可愛いキャラを描けるという方は非常に多いですが、私がお願いしたかった動物的なイラストでポップなタッチな作例を投稿している方はあまり見つけられませんでした。絵が上手い方は対応できるのだと思いますがやはりどんなタッチに対応できるのか、確認できるイラストが複数パターンないと頼みづらいです。

3点目は実際に依頼した場合にお支払いする金額ですが、これも詳細に金額ハッキリ公開されている方はあまりいませんでした。よくあるパターンが「お仕事の相談はDMで」や「イラスト依頼〇〇円~」などで私のような個人の初めての依頼だと「予算に収まるだろうか?もし、考えてる値段を言ったら失礼になるんじゃないだろうか?」と思ってしまい中々声を掛けづらい部分があります。

4点目、5点目は有償で依頼ということで信頼性の部分です。実績や注意書きの文言を見ることで信頼できそうなしっかりした方だと判断することができました。

 

イラストのオーダーと具体的な取引の流れ

前述の通り、まずココナラでメッセージを送り、私の希望するイラストは対応可能か金額のお見積りはどのくらいになるのかをご相談させて頂きました。

その後、ココナラの仕組みに則りお見積りして頂いた金額をお支払いし、詳細なイラストのオーダーに入っていきます。

mahoro(マツ)@mahoro24_2さんは先方の持っているイメージを具体的に引き出すためのテンプレートを用意してくださっており、キャラクターの外見や表情/ポーズなど「こういう風に答えたら良い」という回答例も含めて提示してくださったのでデザインについてはこちらからほとんど説明することなく必要な事項に答えていくだけでイラストが出来上がっていきました。

話し合った内容としては「どんなモチーフ、イメージか」「色や質感」「背景はどうするか」などです。参考画像などあればお送りするとこちらの意を汲み取ってくれます。

取引中、「SNSアイコンならこういう向き(左向き・右向きなど)はどうですか?」という旨の経験を活かしたアドバイスなどもしてくださり、思いつきで依頼していただけに色々と手引きをして頂き助かりました。やはりこういうところがプロなんだと思います。

 

取引の流れについてはまとめると以下になります。

どんなイラストを依頼したいか連絡、お見積りのお願い

イラストの設定、イメージ、納品形式、納期等をお互いに共有しお見積りを頂く

お支払い(※ココナラを使った場合)

必要に応じイラストの詳細再確認

ラフ画を作成して頂く

修正点や微調整が必要な点をお伝えし、修正して頂く

修正して頂いたラフ画を確認し問題なければ清書をお願いする

納品

 

完成したイラストの納品!

イラスト依頼から約3日で完成したイラストを納品して頂きました。すごいスピード感です。私は依頼から3日でブログの企画記事書いてくださいと言われてもたぶん書けません(笑)

完成したイラスト

気になるお値段は税込み3500円。内約はイラストオーダー3000円+オプションのPSD形式での納品500円という感じです。

正直、相場など調べず突発的に依頼して最悪1万円までの予算は覚悟していたのでこのお値段は大満足でした。ココナラでは3000円という金額は割りと平均的な相場価格のようです。私はあえてシンプルでフラットなイメージのイラストを依頼してるので値段に対するお得感がわかりにくいかもしれませんがオリジナルのキャラクターで繊細な人物の依頼もできると考えるとSNSアイコンに3000円はお安く感じます。

今回の経験でイラスト依頼の流れ、自分の持っているイメージの伝え方を一通り理解することができたので有償のイラスト依頼は今後も活用していきたいと思います。