東京から福岡への帰路。飛行機のチケットの値段に釣られて遅めの時間帯の便を取ったらめちゃくちゃ時間が余った。もう用事もないし、勉強とかPCとかしたい。
「コワーキングスペースでも探して行ってみるか」
と調べてみるも、東京では1日滞在のドロップインコースでだいたい相場的に2000円くらいかかる。場所も都心部ばかりなので羽田まで移動が面倒。
「電源あって、Wi-Fiあって、ドリンク飲めて、トイレ綺麗で、長時間滞在OKで、安いとこ・・・」
「あれ?空港ラウンジで良くない?」
というわけで、羽田空港のパワーラウンジに行くことにした。
敷地面積が国内の空港の中では日本一という羽田空港。パワーラウンジと名の付くラウンジだけで5つ、同じ日本空港ビルディング運営のエアポートラウンジも合わせると国内線だけで以下6ヵ所もある。(営業時間や席数、サービスはそれぞれ違いがあるので注意。)
POWER LOUNGE SOUTH(第1旅客ターミナル保安検査場通過後)
POWER LOUNGE NORTH(第1旅客ターミナル保安検査場通過後)
POWER LOUNGE CENTRAL(第1旅客ターミナル)
POWER LOUNGE NORTH(第2旅客ターミナル保安検査場通過後)
エアポートラウンジ(南)(第2旅客ターミナル保安検査場通過後)
POWER LOUNGE CENTRAL(第2旅客ターミナル)
「セントラル」と名の付くパワーラウンジのみ出発前、到着後と保安検査場を通ることなく利用することができる。今回はPOWER LOUNGE CENTRAL(第1旅客ターミナル)を利用した。
空港ラウンジなので対象のゴールドカードなどがあれば当日の搭乗券を見せることで無料で入れるが、カードを持ってない場合でも有料で入ることができる。価格は一律消費税10%時で大人1人1100円。この場合は搭乗券も不要で他に特に条件はない。(保安検査場後のラウンジ利用の場合は当然搭乗券は必要。)
私は当然ゴールドカードなど所有していないので堂々と1100円を支払った。みんなゴールドカードでスイスイ入っていくからちょっと恥ずかしかった。
なお、一度入ったラウンジは当日に限り何度でも再入場可能。別の場所にあるラウンジに入りたい場合は再度1100円を支払う必要がある。(例えば、最初に第1ターミナルのセントラルに入ったが、その後保安検査場通過後の第1ターミナル ノースに入りたい場合等。)
もちろん、無料で入ることのできるクレジットカードがあれば料金はかからないのでどこでも何度でも入り放題ということになる。
説明はこれくらいにしてラウンジ内はこんな感じ。常に受付の方が入り口に立っている。
ドリンクはもちろん飲み放題。コーヒーサーバーの他にもドリップバッグのお茶、紅茶類や紙パックのジュース、ミルクやミネラルウォーターなどがあった。食べ物の持ち込みは臭いの強いものでなければOKとのこと。アルコール持ち込みはNG。
テーブル座席にはUSB充電とコンセントが各席に用意されていた。
この第1ターミナルのパワーラウンジ セントラルに関しては有線LANはなく、Wi-Fiも専用ではなく羽田空港の全体で誰でも利用できるアクセスポイントのため速度があまり出ないのでそこはちょっと不満。
お客さんは一定のステータスのカードをお持ちの方か、有料で入る方しかいないということもあり人の出入りはそれほど激しくなく、静かで清潔感ある空間で1日快適に過ごすことができた。ドリンク飲み放題なのにトイレが男女1つずつしかなかったのは少々難点。
この価格で長時間ゆっくり暇つぶしができる場所も空港付近では中々なく、羽田空港で勉強できるカフェ代わりに、コワーキングスペース代わりに利用するには最強の場所だったのでいずれまた訪れたいと思う。