絵が描けなくても漫画が作れるソフト「コミPo!」を買った

コミPo!とは

コミPo!は簡単に説明すると3DCGのキャラクターを使ったマンガデザインツールです。(コミックシーケンサーとも言うそう。)

コマ割り、作画、背景、ふきだし、いずれも一切実際にペンを動かすことなくソフトの機能のみで漫画を完成させることができます。

もちろん、作成した画像は業務・商用利用可能!ライセンス的な制約は限りなく0に近いツールです。

ちなみに企画はパロディ漫画で有名な田中圭一氏でキャラデザはイラストレーターのカントク氏らしい。

 

 

コミPo!を買ってみた感想

サブスクではなく買い切り型オンリーで通常7000~10000円ほどするこのソフトですが、なにやらセールで2000円の特価になっていたので思わず買ってしまいました。

Twitterでは感想漫画とかビジネスになるくらい流行っているし、YouTubeでは漫画動画が今すごい勢いで成長しています。やっぱり、漫画って簡潔に情報を伝える手段として最適なんだな~とひしひしと実感します。視聴者側からしても気軽に見られますしね。

前置きはさておき、数十分いじくり回してみただけでもこんなことができます。

 

 

 

上記の2点は私がコミPo!を使って実際に制作したものです。

作例として作ったのであえて「www.comipo.com」の表記は残してますが、もちろん消すことも可能です。

4コマ漫画はもちろん、コマ割りも自由に作成可能です。キャラクターは数種類ある標準のキャラクターを髪型や色、顔のパーツなどを変更して、オリジナルキャラに仕上げることができます。服も標準では数種類と限りがありますが、有料課金アイテムとして水着ビジネススーツなどが追加可能です。

さらに、自分で用意した静止画素材を読み込んだり、MikuMikuDanceのpmdデータや3DCGソフト「メタセコイア」のmqoデータを読み込んで利用することもできるそうです。

 

 

別に漫画でなくても、コマ割りの際に好きな解像度のコマを作り上記のようにバナーを作ることも可能です。

コマなしの1枚絵でポスターなんかも作ることができます。

 

絵が一切描けない私でも表情豊かなキャラクターを使った表現が可能になるのでこれで2000円なら満足です。映像を作る時のコンテとかにも使えそうですし、仮にイラストを発注することなどあればイメージを伝えるツールにもなってくれそうです。

あえて欠点を挙げるとしたら、よくあるキャラメイクゲームほど自由に髪や顔、服装などメイキングができない。ポージングの種類が限られている。シェアウェアという性質上、公式以外のノウハウやユーザーコミュニティがそれほど充実していないように見受けられる。という3点でしょうか。

しかし、中には下記ページのようにコミPo!の機能をおそらくメーカーも想定していなかったような荒業を駆使してオリジナリティあふれるかなり自然なキャラクターを生み出している方もいらっしゃいます。フィギュアで言うところの魔改造という感じですね。

コミPo!というコミックシーケンサーで作られている「おソノさん」ですが、そのコミPo!らしからぬ風体から「どうやって作ってるの?」というご質問を度々いただいてます。興味を持って下さってありがとうござい

Twitterではこの方のようにノウハウを公開されている方も人数は多くはなくともいらっしゃるようなので参考になりそうです。

 

 

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