食物アレルギーを持つ家族のため、持ち運びに便利な電気ケトルを探していました。最近は、ホテルや旅館など電気ケトルや給湯器が備え付けてあることがほとんどですが、紅茶などの飲料やラーメンなどのインスタント食品を直接ケトルに入れて使う方が稀にいるため、アレルギー物質が残留している可能性があるので身の安全のため使うことができません。そんな中、ミヨシ(MCO)というナカバヤシグループの会社から非常にコンパクトに持ち運べる電気ケトルが出ているのを発見し購入しました。
それでは、レビュー!
内容量は800mlと500mlのモデルがあり、今回は持ち運びのため軽量でよりサイズ小さい500mlのモデルを選びました。重さは540g。
胴体の素材はシリコンで蛇腹のようになっており、頭の方を引っ張るとおなじみのケトルの形状になります。
組み立て時のサイズは横幅129mm、高さ152mm、奥行202mmとなっています。収納時は組み立て時の約2/3の大きさである高さ100mmまで小さくなります。
ちなみにさすがにトラベルケトルというだけあって、電圧が切り替えられるようになっており、変圧器を使うことなく世界中で使用可能です。
また、自動保温機能が付いており、電源を入れた状態で中の水が冷めると自動で再沸騰します。空焚き防止機能は付いてないそうなので中身がない状態では必ず電源を切るかコンセントを抜く必要があります。(←ここ重要)
一応、詳しい仕様が載っているのでパッケージの裏面の写真も掲載しておきます。
ついでに動画も撮ってみました。
所感
今までの下記のような定番の電気ケトルはスーツケースに収まらないものが多かったですが、これなら気軽に持ち運べます。機能もシンプルなだけに欠点は特に見当たらず、強いて挙げるならプラスチックが安っぽいことがほんのちょっと気になる程度です。
今回、アレルギーのため安全のために持ち運びたいという家族のニーズとベストマッチした商品が見つかって助かりました。
個人的にはそもそも電気ケトルを持ち運ぶという発想がなかったため、どういうユースケースを想定しているのが逆に気になっています。一般的な使い方としては電気ケトルがなさそうな旅先に持っていくとか貸し会議室などでお茶やコーヒーを入れるとか、インスタント食品を食べるとかでしょうか?
何にしてもユニークな発想の一品です。