Twitterなどで定期的に見かける無惨な郵送事故、配送事故エピソード。通販やヤフオク、メルカリなどの利用で年間3桁の個数は荷物が送られてくる我が家も、これだけ宅配サービスを利用していれば一度くらいはこんなことに遭遇するだろうと覚悟していたところ、ついに先日その時が訪れました。
大手家電量販店コジマのネット通販でカメラ用三脚を注文したところ、届いた商品の箱にそこそこの大きさの穴が。ちなみに配送はこの写真の外箱(化粧箱)に伝票を直接貼る形でした。
商品の受け取り時に気が付けば配達員に指摘したはずですが、穴が開いている部分は裏向きにして手渡されたため部屋に持ち帰って開封しようとするまで気が付きませんでした。
自分で使う物だし、外箱は輸送用の梱包の一部でしかないので中身が無事なら今回は諦めようと思っていたところ、内袋にもダメージが。
外箱に開いた穴の形状から想像するに、先が尖ったものにぶつけたのか、棒状の何かが突き刺さった感じです。
さらに、袋の中の商品を見てみると傷こそ見当たらなかったものの正体不明の黒い粉状の汚れが多数付着していました。
とりあえず、佐川急便に連絡
フルサイズ一眼レフカメラを載せるような精度を求められる三脚でこの状態はちょっと許容できなかったので受け取り時にもらった伝票に記載されていた営業所の電話番号に電話しました。
電話を受けた方に事情を説明し、伝票の追跡番号を伝えた結果、補償のある配送方法だったため佐川急便側で新しく同じ商品を手配し、速やかに届けるという補償内容を提示されました。特に内容に不満はないので承諾。商品を届けた配達員が再び破損した商品を回収に戻って来ることになりました。
そして、商品回収
最初に商品を届けた時と同じ配達員が商品の回収にやってきました。
この段階で佐川急便側は輸送の際に商品を破損させてしまったということを認めており、謝罪されました。
その後、できるだけ速やかに新しい商品を手配することをお約束頂きました。
通販サイト側にも連絡
これで問題への対処は無事済みましたが、念のため事の顛末を通販サイト側にも連絡。
通販サイトには「こういうことがあった」と事実を伝えるだけなので電話ではなくメールで連絡しました。
クレームなどこの手の連絡への対処は特別迅速にやっているのかわかりませんが数時間で早速返信が来ました。(さすが大手のコジマ。)
返信の内容によれば佐川急便側からコジマに連絡がいっていたようで、新しい商品はいつ届くか詳しい日時が記載されていました。どこから代品を手配してくるのかと思いましたが同じコジマだったようです。
また、コジマからもお詫びと「弊社より佐川急便へ厳重注意させて頂き、配送サービスの精度を図るよう要望させて頂きます。」という一文が添えられていました。
まとめ
その後、期日通り無事に新しい商品が届きました。人の手で配達している以上、配送事故は一定の確率で起こりうることなので仕方がないですが、できれば消費者が気づいてから対応するのではなく事故が起こった段階で会社側が気づいて対処してほしかったという気持ちはあります。
また、今回利用したコジマの通販は事故に対する対応が非常に良かったので好感度が上がりました。補償が受けられたのもコジマがしっかり補償のある配送方法を使いユーザーに届けていたおかげです。通販はこういう時、まともな会社だと安心です。
そして、これまで数えきれないくらいの荷物を受け取ったのに事故に巻き込まれなかった私はラッキーでしたし、それだけ日本の配達業者は優秀だということを実感しました。
今回は「配送事故に遭ったらどうすればいいのか?」ということがわかったので良しとしたいと思います。